レッスン15
<基礎的な練習をするには
        楽譜を読むということ>

レッスン14までは、あまり難しく考えずにピアノの音を楽しむことを書いてきました。

ピアノを弾きたいと思ったとき、弾けたら楽しいだろうと思って始めると思います。

弾いてみたい曲あるいは弾くことのできる曲を楽しんでいる間はいいのですが、自分で想い描いたピアノ音楽の世界にはなかなか到達せず、行き詰まってしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな時は基礎的な練習に戻ってみるのもいいと思います。

基礎的な練習の一つは楽譜を読んでみることです。

今までピアノの音色、メロディーの流れ、リズムを感じて楽しむことを書いてきたので楽譜を読まなければならないのか、やっぱり大変なんだと思われた方もいらっしゃるかも知れません。

ピアノの音色、メロディー、リズムを楽しんだからこそ自分の演奏をだれかと共に楽しみたいと思うこともあるでしょう。

家族でも友達でも誰かの前で演奏する時、その演奏に納得できるのは、演奏者が曲全体を把握していることが重要になってきます。

楽譜からどう演奏したいか考えることは、納得できる演奏をする第一歩になります。

ピアノの音色、メロディー、リズムを楽しんだからこそ楽譜も読みやすくなり、楽譜から情感も読み取れるようになっていくと思います。

次回、レッスン16<楽譜を読む練習>は10月10日更新予定です。

これまでのレッスンはメニュー【ピアノを楽しむために】からご覧いただけます。

目次