レッスン13
<歌とともに その1>

家にピアノがあったり、子供が習い始めたりしてピアノの伴奏で歌ってみたいと思ったことはありませんか。

今はカラオケがあるから、歌いたいと思った時伴奏があったらいいなと思うことも少ないかもしれません。

カラオケだったら伴奏がちゃんと拍をとってくれるし、曲の感じも出来上がっているからそれにのっかることを考える事が大事になります。

しかし、カラオケの伴奏どおりに歌いたくない時があるかもしれません。

生の音で、決まったテンポで曲が進んでいってしまうわけでもなく、ピアノと歌だけで楽しむのも贅沢な時間だと思います。

でも生の音は生身の人間が演奏するので、慣れたピアニストでなく、それほど経験のないもの同士だと何が何だか分からなくなるかもしれません。

うまくいかない責任を押し付けあったり、思っている音楽が違うといって喧嘩になり、楽しむなんて無理ということもあるかもしれません。

ピアノもそれほど弾けないし、歌も普段歌ってないからと先に書いた険悪な雰囲気になってしまうことを心配して、ピアノで伴奏したり、ピアノ伴奏で歌うことに気後れしてしまうこともあるでしょう。

そんな時は、その気持ちは慣れないうちは当然持つ感情と思ってちょっと横に置いておいてください。

うまく合わなくて揉めてしまうのは、歌かピアノのどちらか、あるいは両方が一緒に演奏しようと思ってないときなので別の機会を見つけましょう。

そしてそういう機会があれば積極的に経験してみてください。特にご家庭でピアノを弾く人が

いらっしゃる場合は“ピアノを楽しむため”の良い方法の一つになります。

うまく合わなくても大笑いして「もう一回」と

やり直せばいいのですから。

次回、レッスン14<歌とともに その2>は9月12日更新予定です。

これまでのレッスンはメニュー【ピアノを楽しむために】からご覧いただけます。

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