8月4日にFM千里の山田ひろしのまんぷくラヂオにて〝0歳からのクラシックであそぼ〜ピーターとおおかみ〟についてお話しさせていただきました！FM千里のブログはコチラです。
生放送でしたので、いい緊張感の中であっという間の20分間でした。
最後に私の歌ったシューマンのリーダークライスOp.39『森の対話』のCDも流していただけてとても嬉しかったです！
この『森の対話』という曲は騎士が森の中で美しい女性に声をかけますが、途中でそれがローレライの魔女だと気がつくのです。しかし時すでに遅く騎士はローレライに彼女の城へと連れ去られてしまうのです。
そんな童話のような、ちょっと怖いような歌曲です‥。
ドイツのライン川の途中に水面から130mほど突き出た岩山がローレライと呼ばれています。この岩山はローレライ伝説の舞台として有名です。ライン川を運行している船の船員達がこのローレライの岩の近くを通りかかると岩の上から歌声が聴こえてきます。その歌声の女性はとても美しい水の精‥あまりの美しさに船員は舵を誤り水没してしまう…
という伝説がモチーフになっているようです。
このようにドイツ歌曲の中には物語や伝説などストーリー性のあるものも多く、私の企画する大人の方へ向けたコンサートでは解説や朗読を入れています。ドイツ語でも聴いていただくお客様に少しでも面白さや怖さが伝わり興味を持ってもらえる事を願っています。