バイエルが最後まで弾けたら、次に何を弾くことができるかなと楽しみな気持ちになれるかも知れません。
バイエルに続いて楽譜を読む練習にもなるお勧めの曲集の一つは『ブルグミュラー25の練習曲』です。
一曲ずつ標題が付いているので、弾きたい曲から練習できる楽しみもあります。
バイエルと共に、定番の曲集です。
ピアノを練習したことがある人の中で、ほとんどの人が弾いているのではないでしょうか。
連弾や二台のピアノ用の楽譜も出ているので、
合奏の楽しみも味わうことができます。
バイエルを修了すると、作曲された時代や国の違う作曲家の曲集を弾いてみるといいですね。
例えばバッハ、モーツァルト、シューマン、シューベルト、プロコフィエフ、チャイコフスキー、ハチャトリアン、カバレフスキー、バルトークなど子供のために書かれたものやあまり難しくないものを集めた曲集もたくさん出版されています。
この他にアメリカの作曲家でギロックも子供のためのアルバムがあります。
楽譜を何冊も持って1、2曲ずつでも弾いていくと音楽の世界が広がり、楽譜を読む力もついてきます。
上記の曲集と一緒に、ソナチネアルバムⅠも是非加えて欲しい曲集です。
ソナタ形式やロンド形式、楽章ごとに変わる雰囲気を体感するのにお勧めです。
ここにバッハピアノ小曲集も加われば、なかなか豪華なラインナップで、着実に読譜力と共にピアノが身に付いていきそうです。
次回、レッスン18<楽譜を読む練習3>は11月7日更新予定です。
これまでのレッスンはメニュー【ピアノを楽しむために】からご覧いただけます。